大阪朝高が4大会ぶり花園で白星 次戦は報徳学園、李主将「FWは勝っている」

 「全国高校ラグビー・1回戦、大阪朝高29-14日川」(28日・花園)

 ここぞで、大阪朝高(大阪第2)の主将、CTB李承信(3年)の存在感が際立った。

 3点差に迫られた後半18分、敵陣の深い位置でのスクラムを生かし、右中間へトライ。その3分後にも決定的なトライを奪って、4大会ぶりの花園を白星で飾った。

 李主将は「兄が2人いるんですが、僕だけ花園に出てなかったので」と最初で最後の大舞台を存分に楽しんだ。

 また試合中の大けがでリハビリ中のチームメート・朴開仁君が30日には観戦できる、ということも燃えた理由。その次戦はBシードの報徳学園。李主将は「フォワードは、勝っている」と、臆することなくぶつかっていく。

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