箱根2区 順大エース・塩尻和也が10人抜き快走 19位から9位に押し上げる
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)
エース区間の2区で、順大の塩尻和也(4年)が区間2位となる1時間6分45秒(速報値)をマークし、9位でタスキをつないだ。区間賞は日大のパトリック・ワンブィ(4年)で1時間6分18秒。
1年から4年連続で2区を務めたスーパーエース塩尻は、1区からタスキをもらった時点では19位だったが、10人を抜いて9位。これまで区間5位、5位、10位だったが、過去最高の同2位で有終の美を飾った。
チームは前回、10位の中央学院大と14秒差の11位に終わった。3年ぶりにシード権(10位以内)を逃し、今年は予選会からの再出発を強いられただけに「自分がしっかりと走った結果、チームに勢いをつけられれば。来年は自分が(卒業して)抜けるので、シード権を獲得して後輩たちに残したい」と責任感を口にしていた。