内村航平 1月下旬に中国との合同合宿参加へ 宿敵見極める「1日中いても飽きない」
体操男子の内村航平(29)=リンガーハット=が2日、都内で2019年初練習を公開した。あん馬、平行棒、鉄棒、つり輪をじっくりと確認。約1時間汗を流した。
今月下旬に中国で行われる日中ナショナルチームの合同合宿への参加することを明かし、「どんな練習をしてるのかなっていうことしか考えてない。もちろん練習もちゃんとやりますけど、たぶん1日中いても飽きない」と、目を輝かせた。
団体では15年世界選手権、16年リオデジャネイロ五輪と日本が勝利をおさめてきたが、昨年の世界選手権では世代交代に成功した中国に王座を奪われ、日本は銅メダルに終わった。17年の世界選手権個人総合を制し、昨年も銀メダルを獲得した肖若謄(22)や、“平行棒の神”と呼ばれる世界選手権金メダリストの鄒敬園(20)ら若きタレントが揃っている。
ライバルの強さの秘密を見極める絶好の好機に「10年間代表にいて初めてのことなので。できれば僕らと違うことをやっていてほしいなと思う。どこまで見せてくれるのか。あんまり見せてくれないかもしれないし、“かかってこい”みたいな感じで全部見せてくれるかもしれない」と、期待を寄せた。