まるで“山の神々”箱根5区で区間新3人 区間賞は国学院大・浦野 1時間10分54秒

 3位でゴールした国学院大・浦野(撮影・中田匡峻)
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 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 山上りの5区(20・8キロ)で3人が従来の区間新記録を更新する快走を見せた。中でも国学院大の浦野雄平(3年)は1時間10分54秒と、従来の区間記録1時間11分44秒を大きく更新した。箱根駅伝ファンからはネット上で“山の神々”と称賛の声があがっている。

 浦野は6番目でたすきを受け取ってから快調に飛ばし、3つ順位を上げ3位で往路のゴールに駆け込んだ。

 区間2位は東海大の西田壮志(2年)で1時間11分18秒。東洋大と2分48秒差だったところを1分34秒縮め、復路での逆転へ可能性を広げる好走となった。

 区間3位は従来の区間記録保持者だった法大の青木涼真(3年)で、1時間11分29秒。自身の記録を15秒縮めた。

 青学大の竹石尚人(3年)は1時間14分52秒で区間14位と非常に苦しんだ。3番手から一時は8番手まで順位を落としたが、コースが下りに入った終盤に意地を見せ6位で往路を終えた。

 なお、5区は山を上る厳しいコースであることから、箱根駅伝のハイライトの1つとなっている。ただ、17年大会から、23・2キロから20・8キロに短縮されている。

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