東海大が悲願の箱根駅伝初総合優勝 青学大の5連覇を阻止
「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
東海大学が悲願の初優勝を果たした。大会17校目の優勝経験校となった。青学大の5連覇と、史上初となる2度目の3冠を阻止した。総合タイムは10時間52分9秒だった。2位は青学大、3位は東洋大だった。
1分14秒差の2位でスタートした東海大は、6区の中島怜利(3年)はほぼ同じ差でつなぎ、7区の阪口竜平(3年)が4秒差まで縮め、8区の小松陽平(3年)が1時間3分49秒の区間新記録を樹立する快走で逆転した。8区の記録は現在残っている箱根駅伝の区間記録としては最古のものだった、1997年に古田哲弘(山梨学院大)がマークした1時間4分5秒を16秒塗り替えた。
9区は主将の湊谷春紀(4年)が終始安定した走りを見せ、8区終了時点での2位との51秒差を3分35秒差に広げた。
そして最終10区、アンカーの郡司陽大(3年)がアクシデントなく走り切り、チームメートが待つ大手町のゴールに駆け込んだ。(タイムは速報値)