稀勢の里が14勝2敗!高安を圧倒 手応え通り下半身に安定感

高安(手前)と組み合う稀勢の里
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 「大相撲初場所」(13日初日、両国国技館)

 右膝負傷で先場所を途中休場し初場所に進退の懸かる横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が3日、弟弟子の大関高安(28)相手に今年初めて相撲を取る稽古を行い、16番取り14勝2敗と圧倒した。

 稽古始めの前日、「体の動きがいい」と言った手応え通り、下半身に安定感がある。力強い立ち合いで当たり勝っての寄り、押しは腰がどっしり。激しい攻防も高安の馬力を受け切って制した。

 「力をお互いに出し切った。高安のデキがだいぶいい。全身が痛い。圧力がすごい」と納得。昨年末、高安と三番稽古を始め、この日が4日ぶり4度目。「やりたいようにやれてきた。思ったような相撲が多かった」と、状態は上昇一途だ。

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