稀勢の里「全体的にいい」高安との連日三番稽古で9勝4敗

ロープを持ち、若い衆を指導する稀勢の里(左)
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 「大相撲初場所」(13日初日、両国国技館)

 右膝負傷で先場所を途中休場した横綱稀勢の里(田子ノ浦)が4日、都内の部屋で弟弟子の大関高安と2日連続の三番稽古を行い9勝4敗と勝ち越した。昨年末に開始した三番稽古はこの日が5回目で最少の13番。ぶつかり稽古も回避した。「こんなもんでしょう。全体的にいい」と体調を見極めながら初日に向け調整する。

 高安はがっぷり組み合って寄り切るなど、下からの攻めは光った。「右のおっつけはポイント、ポイントでしっかりできたけどなかなか(稀勢の里が)下がらない」と、横綱の圧力に脱帽した。

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