体操リオ団体金の田中佑典&山室光史が闘志 東京五輪へ世代交代NO!
体操のリオデジャネイロ五輪団体金メダルメンバーの田中佑典(29)、山室光史(29)、加藤凌平(25)を要するコナミが7日、埼玉県草加市内の体育館で全体始動練習を公開した。日本男子は今年大学を卒業する白井健三(日体大)、萱和磨(順大)ら“白井世代”を中心に若手が台頭。内村航平を除くベテラン勢は厳しい状況に追い込まれている。
昨年、世界選手権代表に入りながらも、右肩痛に苦しんだ田中は「年齢は言い訳にしたくない。現役は20年まで。ほんまのおっさんジャパンになりますけど、やれることをすべてやり尽くしたい」と20年での引退を明言し、危機感を隠さなかった。昨年秋に右上腕二頭筋を断裂した山室も「東京が“最終地点”。あと2年しっかり走りきりたい」と、前を向いた。