吉田沙保里引退 JOC竹田恒和会長ねぎらう「国民に大きな勇気と希望」
レスリング女子で五輪3連覇を達成した吉田沙保里(36)=至学館大学職=が8日、自身のSNSで現役引退を発表した。
日本スポーツ界にとって大功労者の引退に、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長もコメントを発表し「五輪3連覇という偉業を成し遂げ、国民栄誉賞を受賞し、国民の皆さんに大きな勇気と希望を届けてくれた吉田沙保里さんに対し、心から敬意を表すとともに、お疲れ様でしたとお伝えしたい。ロンドン大会では日本選手団の旗手、リオデジャネイロ大会では主将という大役を務め、大きなプレッシャーがかかる中で選手としてはもちろん、チーム・ジャパンとしての結束、それぞれ歴代最多となるメダル獲得に大きく貢献してくれました」と、ねぎらった。
今後に向けて「今後も日本、そして世界を代表するオリンピアンとして、その人間力を存分に発揮し、様々な場で活躍してくれることを期待しています」と、エールを贈った。