スポーツ界、吉田引退に惜しむ声 「大功労者」「五輪の顔」
レスリング女子で五輪と世界選手権を合わせて16大会連続世界一に輝き、一時代を築いた吉田沙保里選手(至学館大職)が東京五輪を前に突然の現役引退を発表した8日、スポーツ界からは惜しむ声やねぎらいの言葉が聞かれた。
日本オリンピック委員会の山下泰裕選手強化本部長は「今のレスリング日本女子の隆盛を築いた大功労者。新しい人生でも、前向きに明るく頑張ってほしい」とエールを送った。親交のある元サッカー女子日本代表の澤穂希さんは「ついにこの日が来たんだなと本当に感慨深いです。とても寂しいですが、これからも沙保里らしく新しい道でも全力で頑張ってほしい」とコメントを寄せた。