箱根駅伝Vの東海大が優勝報告 新主将は館沢に「歴代最強チームを作る」

 第95回箱根駅伝(2、3日)で初優勝を果たした東海大陸上部が10日、全日本大学選手権を制した男子バスケットボール部とともに神奈川県平塚市の同大内で優勝報告会を行った。両角速監督(52)は「本当にお待たせしました。ようやく箱根駅伝を制することができました」と報告。「この勝利におごることなく、2連覇3連覇と積み重ねていけるよう努力したい」と誓った。

 またこの日の朝のミーティングで、今回4区を走って区間2位で1500メートル日本選手権覇者の館沢亨次(3年)が来季主将に決定。館沢は「キャプテンや監督がグイグイいくよりも、一人一人が主体性を持って行動してチームを作り上げていく方が底力の強いチームができると思う。歴代最強のチームを作りたい」と抱負を述べ、チーム目標を3大駅伝の「3冠」と設定した。「箱根で優勝からの3冠は、手の届くところにある目標だと思っている。勝たなきゃいけない」と力強く話した。

 また個人としては「(1500メートルで)日本選手権優勝が目標。世界陸上(9月開幕、ドーハ)を目指して頑張る」と館沢。再びトラックへと主戦場を戻し、世界を目指す。

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