浜口京子、吉田引退会見で主役より先に涙 ネットもジーン「グッとくる」
レスリング女子で五輪3連覇を達成し、引退を表明した吉田沙保里(36)=至学館大職=が10日、都内で引退会見を行った。吉田と一緒に五輪の舞台などで戦った浜口京子が日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演したが、涙を見せない吉田よりも先に号泣してしまい、ネットで話題となった。
浜口は、吉田の盟友として東京のスタジオでスタンバイ。宮根誠司から会見前の心境を聞かれ「ありがとうという気持ちしかない」「プレッシャーは計り知れない」など、これまで女子レスリング界を引っ張ってきた功績について感謝の言葉を述べていた。
そして会見が始まり、ワイプで抜かれた浜口は神妙に吉田の言葉に耳を傾けていたが、質問が吉田の父である栄勝さんに及んだ時には上を見上げ、必死に涙をこらえたが、やはり堪えきれず、ハンカチで目頭を押さえた。
会見終了後、宮根から「涙ぐんでらっしゃいましたが」と聞かれた浜口は「ちょっぴり寂しいんですけど、さおちゃんがとっても、すごくきれいでした。表情も晴れやかですごくきれいだった」とコメントした。
吉田は会見を通じて涙を見せなかったが、そんな主役よりも先に泣いてしまったことにネットも「浜口京子さんやさしい…」「グッとくるのは沙保里そのものよりワイプで泣いてる浜口京子」「いい子だなあ」「人の良さがにじみ出る」などの声が上がっていた。