錦織圭、順当なら準々決勝でジョコビッチ戦 全豪オープン組み合わせ決定
「テニス・全豪オープン」(14日開幕、メルボルン)
四大大会(グランドスラム)初戦となる全豪オープンの男子シングルス組み合わせが10日、決まった。自身初のグランドスラム優勝を目指す世界ランク9位、第8シードの錦織圭(29)=日清食品=は、世界ランク1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(31)=セルビア=と同じ山に入った。初戦は予選勝者と対戦する。
2回戦はイボ・カルロビッチ(69位、クロアチア)とホベルト・ホルカシュ(88位、ポーランド)の勝者。以後、上位シードが勝ち進むと仮定した場合、3回戦はフィリップ・コールシュライバー(34位、第32シード、ポーランド)、4回戦はファビオ・フォニーニ(13位、第12シード、イタリア)と当たる。
錦織の対ジョコビッチ戦は2勝15敗(不戦敗を除く)。14連敗中と、錦織にとって非常に高く厚い壁となっている。
世界ランク上位同士が勝ち上がると想定すると、錦織とジョコビッチは準々決勝で当たる。実際に準々決勝でジョコビッチと対戦したケースは過去には昨年のウィンブルドン、マスターズ・ローマ大会、16年の全豪オープン、15年のマスターズ・ローマ大会と4度ある。
錦織は世界ランク9位だが、同5位のフアン・マルティン・デルポトロが欠場しているため第8シードに入っている。