強豪縮小で陸上界に困惑と驚き 日清食品G、駅伝撤退
日清食品グループが11日、強豪の陸上競技部を縮小する方針を示したことに、陸上界には困惑が広がった。財団を通じた若手の海外挑戦支援、小学生大会への協賛などの実績がある同社の駅伝撤退。日本陸上競技連盟の麻場一徳強化委員長は「びっくりしている。東京五輪も近いので残念」と話した。
発表の文書では「世界を目指す選手の活動をサポートする体制に切り替える」とした。部の関係者は、東京五輪マラソン代表選考会(9月15日)の出場権を既に得た佐藤悠基選手、村沢明伸選手以外の12選手は移籍か引退を迫られるとみている。