天理大 終盤に猛攻も大逆転ならず…初優勝を逃す
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「ラグビー・大学選手権・決勝、明大22-17天理大」(12日、秩父宮ラグビー場)
天理大が終盤の猛追及ばず、初優勝を逃した。
準決勝で帝京大の10連覇を止め、前半5分に主将・島根のトライで先制。主導権を握ったかに思えたが、その後、2トライを許して逆転された。前半は5-12で折り返すと、後半も防戦一方。同21分にトライを許すなど、5-22と苦しい展開になった。
だが、ここから猛攻を仕掛けた。同29分に島根がトライ。流れを引き寄せると、同35分にはフィフィタがトライ、ゴールも決まって5点差に迫った。
島根が「自分たちは逆境に強い」と話していた通り、ラストプレーでも敵陣に攻め込み、奇跡の逆転Vへ期待がふくらんだが、痛恨のノックオンで万事休す。あと一歩、届かなかった。