MGC出場権獲得者がそろって快走 松田瑞生は区間2位
「全国都道府県対抗女子駅伝」(13日、西京極陸上競技場発着=9区間)
終盤のデッドヒートを制して、2時間15分43秒で愛知が3年ぶり2度目の優勝。2位は京都、3位は大阪、4位は昨年優勝の兵庫だった。
今大会には、2020年東京五輪マラソン代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)の出場権を持つ選手も多数出場した。優勝した愛知では最終9区(10キロ)の鈴木亜由子(27=日本郵政グループ)は31分8秒の区間2位で優勝に貢献。4区(4キロ)の大阪・松田瑞生(23=ダイハツ)は12分56秒で区間2位。9区の大阪・前田穂南(22=天満屋)も31分49秒の区間3位と好走した。
昨年の大阪国際女子マラソン優勝でMGC出場権を獲得した松田は、今年9月のMGCに向けての調整中で「5割もいかないくらい」という状態ながら好走を見せた。レース後は「練習してないのできつかったです」と苦笑いしながらも、昨年のマラソン初優勝で知名度がアップし「違う都道府県の方から声援があった」とうれしそうに話した。
今後は2月から体幹トレーニングなどで土台づくりをスタート。その後は米国で約3カ月の合宿を行い、6月の日本選手権1万メートル、MGCに臨む予定だ。