今季限りで引退表明のマリーが全豪オープン1回戦負け 4時間超の熱戦も及ばず
「テニス・全豪オープン」(14日、メルボルン)
男子シングルス1回戦で、元世界1位のアンディ・マリー(英国)がロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)と対戦し、4-6、4-6、7-6、7-6、6-2とフルセットの末に敗れた。マリーは今大会前に臀部(でんぶ)の痛みを理由に今季限りでの引退を表明し、今大会が最後の大会となる可能性があることを明らかにしていた。自国でのウィンブルドン出場を希望しているが、出場可否は不透明な状況となっている。
大会公式サイトによると、序盤2セットを立て続けに落としたマリーは、第3セット、第4セットをともにタイブレークの末にもぎ取った。しかし、勝負の第5セットで力つきた。試合時間は4時間9分にも及ぶ大熱戦だった。
1月14日にATPが発表したマリーの世界ランクは229位。対戦相手のバウティスタ・アグートは24位。マリーはロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチに並び立つ形で男子テニス界のビッグ4と呼ばれた名選手。通算45勝。4大大会は13年と16年のウィンブルドン、12年の全米オープンと3度制している。