大鵬の孫・納谷、緊張感持って2連勝 同期には「負けたくない」

大雷童(右)を突き出しで破った納谷=両国国技館(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲初場所・3日目」(15日、両国国技館)

 元横綱大鵬の孫、元関脇貴闘力の三男で西幕下60枚目の納谷(18)=大嶽=が東幕下59枚目の大雷童(38)=高田川=を破り、2連勝を決めた。

 立ち合いで突き放すと、休まず攻め続けて土俵の外へ。完勝を「しっかり前に出られた。体が伸びちゃったんですけど、引かなくてよかった」と、満足げに振り返った。

 あまり緊張しない方だというが、「多少は緊張感を持つようにしている。自分を追い込むというか…」と気を引き締める。昨年九州場所で初めて幕下に昇進したものの、自身初の負け越しで即陥落。「大丈夫だと思って緊張がまったくなかった。余裕を持ちすぎちゃって」と、反省している。

 昨年の初場所は前相撲で土俵に上がった。西幕下21枚目の豊昇龍(立浪)、西幕下48枚目の琴手計(佐渡ケ嶽)らの同学年のライバルに「自分より上に行っている人たちがいるので、やっぱり嫌。(相撲)教習所に一緒に通っていたみんなには負けたくない」と刺激を受けている。

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