東京五輪招致疑惑のJOC竹田会長 再会見に否定的
2020年東京五輪招致疑惑についての記者会見で質疑に応じず批判を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)は16日、再会見には否定的な姿勢を示した。会見での質疑には「今のところ(応じない方針は)変わっていない」と述べた。
15日の会見で一方的に潔白を主張したが、捜査中を理由に質問は受け付けず、7分余りで退席した。理事長を務めていた東京の招致委員会が契約していたシンガポールのコンサルタント会社の元代表が、同国汚職捜査局に虚偽の説明をした罪で16日に有罪判決を受けたことについては「聞いていない」と話すにとどめた。