元女王・平野美宇、大会5日目で姿消す 18歳にして「若い選手が出てきている」
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「卓球・全日本選手権」(18日、丸善インテックアリーナ大阪)
女子ダブルス5回戦で、平野美宇(18)=日本生命、石川佳純(25)=全農=組は、佐藤瞳(21)、橋本帆乃香(20)組=ともにミキハウス=に1-4で敗れた。シングルスでは、平野が14歳の木原美悠(エリートアカデミー)に1-4で敗戦。一昨年女王で3年連続決勝に進んでいた実力者が、大会5日目にして姿を消した。
「優勝を目指していたのですごく悔しい」と平野。特にシングルスでは「勝ちたいって焦りが出て、(相手の攻撃に)分かっているのに反応できなかった」とうつむいた。
今回敗れた木原は、エリートアカデミーの後輩。18歳ながら「どんどん日本のレベルがあがっている。若い選手がどんどん出てきている」と危機感も感じている。「何かされたというか、自分が崩れてしまった。反省して練習していきたい」と懸命に前を向いた。