坂手、鋼の肉体で定位置奪う 代表戦で課題痛感、SRで克服だ

 2月に開幕するスーパーラグビー(SR)に参戦する日本チームのサンウルブズは18日、千葉県市原市で行っていた今年最初の合宿を打ち上げた。フッカー坂手淳史(25)=パナソニック=はSRで実戦を通して課題のフィジカルを強化。W杯日本大会での定位置取りを狙う。

 昨秋の日本代表戦は、故障離脱の堀江翔太(パナソニック)に代わって3戦に先発出場。「自信になります」と言う半面、「日本人相手にはフィジカルで押してくる。しっかり止めたり前に出たりできるように鍛えたい」と、痛感した課題はフィジカル面にあった。

 SRをフィジカル強化の格好の舞台と位置づける。「フィジカルはゲームを通して強くなれる部分もありますし、相手との間合いも大事。練習だけでなくゲームで成長できる」。南半球の屈強な相手との実戦を通して、W杯仕様の肉体に仕上げる思いだ。

 「自分にとって勝負の年」と位置づける、W杯イヤー。「一日一日成長していきたい」と目を輝かせた。

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