御嶽海が休場 四頭筋腱部分損傷 2週間の安静

 西小結御嶽海(26)=出羽海=が19日、日本相撲協会に「左大腿(だいたい)四頭筋腱(けん)部分損傷で、2週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出し休場した。初黒星を喫した6日目の小結妙義龍戦で左膝付近を負傷した。

 磁気共鳴画像装置(MRI)検査で、骨や靱帯(じんたい)に損傷はなかったという。師匠の出羽海親方(元幕内小城ノ花)は「本人が一番悔しいだろうが、けがしてしまった以上はしっかり治してほしい。再出場は考えている」と述べた。

 休場は16年初場所以来、2度目。7日目の対戦相手、北勝富士は6日目の横綱鶴竜戦に続く不戦勝。幕内での2日連続の不戦勝は99年秋場所の玉春日以来。この時は貴乃花、曙の両横綱が休んだ。今場所の十両以上の休場者は鶴竜、大関栃ノ心らに続いて4人目。

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