阿部詩、武豊の祝福に硬直 柔道女王も“返し技”出せず 中日ドラ1根尾からも刺激
柔道女子52キロ級で世界選手権金メダルの阿部詩(18)=兵庫・夙川学院高=が21日、大阪市内で行われた第62回関西スポーツ賞の表彰式に出席した。控室では一緒に居合わせた特別賞の武豊から「世界選手権おめでとう」と声をかけられ、感激で絶句したという。
競馬界のレジェンドが自分の活躍を知っていた!瞬時の返し技はお手の物の18歳ですら「ビックリして(言葉を)返せなかった」と硬直してしまうほどの感動が全身を襲った。「テレビでしか見たことがなかったけどオーラがすごい。(姿を)見るだけでグッとくるものがあった」。戦うフィールドは全然違うが、勝負師として感化されるものがあった。
他にも同学年で中日ドラフト1位の根尾昂(大阪桐蔭高)らとも同席し「野球選手とはあまり接点がないので新鮮。同い年の方がたくさん活躍してるので刺激を受ける」。自身は連覇が懸かる自国開催の世界選手権(8~9月、日本武道館)で真価が問われるが、「東京五輪に向けて大事な年。18年を超えられるように」とさらなる飛躍を誓った。