千代の国が休場へ 左膝を負傷…自力で歩けず

 「大相撲初場所・10日目」(22日、両国国技館)

 9日目まで1敗で白鵬を追っていた千代の国がアクシデントに襲われた。勢の突きで土俵際まで追い詰められて崩れ落ちた際に、左膝を痛めた。自力では歩けず車いすで国技館内の相撲診療所へ。応急手当てを受けてから松葉づえをついてタクシーに乗り「病院に行きます」と言い残して国技館を出た。

 都内の病院で精密検査を受けた結果、前十字靱帯(じんたい)断裂、骨挫傷、脱臼などと診断されたとみられる。今後は手術が必要とされ、11日目以降は休場する。

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