羽生結弦が現役ラスト大会に挑む盟友に惜別メッセージ「頑張って、ハビ!バモス!」
フェギュアスケートのソチ、平昌両五輪金メダリストの羽生結弦(24)=ANA=が23日、同門で欧州選手権(23日開幕・ベラルーシ、ミンスク)を最後に現役を引退する平昌五輪銅メダリストのハビエル・フェルナンデス(27)=スペイン=に惜別のメッセージを送った。五輪スポーツを報じる「Olympic Channel」が、羽生の動画メッセージを掲載した。
フェルナンデスは欧州選手権を前に、今月上旬からカナダ、トロントのブライアン・オーサーコーチのもとで最後の練習を行い、羽生とも再会していた。
羽生は英語で「五輪が終わって今季が始まって、君と練習していた時間がどれだけ特別だったか分かりました。いつも試合で勝ちたかったけど、君と練習することが私のモチベーションでした」と振り返り、「もう今までみたいに戻ってくることはないのは分かってるけど、君のたくさんの演技を覚えているし、一緒に練習した時間は多くのものを私に与えてくれました。あなたの演技は決して忘れません。僕をトロントに来させてくれてありがとう。ずっと尊敬しています」と、五輪や世界選手権の舞台はもちろん日々の練習からライバルでいてくれたその存在に感謝した。
そして、日本語で「頑張って、ハビ!」と話し、最後にスペイン語で「バモス!」とエールを送った。
欧州選手権は24日に男子SPが行われる。