ソチ五輪ハーフパイプ銅メダルの小野塚彩那が引退表明 25日のX-GAMESを最後に
2014年ソチ冬季五輪のフリースタイルスキー、女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した小野塚彩那(30)=石打丸山クラブ=が24日、自身のブログを更新し、米・コロラドで24日(日本時間25日)に行われる「X-GAMES」を最後に現役引退することを明らかにした。
小野塚は冒頭で「X-GAMESでハーフパイプのコンペシーンより一線を退くことを決意致しました」と報告。さらにこの大会を最後に選んだことについては「11月にインビテーションが届き、ヨーロッパやアメリカ遠征をしながら色々と考えた結果、オリンピックよりも出場することが難しいとされているこの大舞台は、引退するのに最高の舞台だと思い、決断に至りました」と説明した。
今後については、「地元石打丸山で『HIGH FIVES』というスキーアカデミーを立ち上げ、ハープパイプの普及、選手の育成に努めながら、ビッグマウンテンスキーの世界への挑戦をしていこうと思っております」とし、「第4章のスキー人生のスタートとなります」とつづった。
小野塚は2014年のソチ五輪のハーフパイプで銅メダルを獲得、昨年行われた平昌五輪では5位入賞を果たした。