福士加代子 2年5カ月ぶりマラソンへ「MGCを勝って取りたい」27日大阪国際

レースへ向けて思いを語る福士加代子=大阪市内
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 2020年東京五輪代表を決める「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」の選考を兼ねた大阪国際女子マラソン(27日、ヤンマースタジアム長居発着)へ向けた有力選手の会見が25日、大阪市内で行われた。16年リオデジャネイロ五輪以来のマラソンに挑む福士加代子(36)=ワコール=は「これまでやってきたことを手応えとして、故障なくできたので良かった。MGCを勝って取りたい」と力強く宣言した。

 福士は時折笑顔を見せながら、会見に出席。2年5カ月ぶりとなる42・195キロへ向けた心境を問われると「ドッキドキです」と話し、またニッコリ笑った。「毎日サボらずジョギングしてきたことを自信に走りたい」と語った。

 永山忠幸監督は「ケガをしないで、確実に練習を踏むようにやってきた」と話し、レースプランについてもペースメーカーや試合環境をふまえて「試合当日に決めたい」とした。

 今大会では、日本人1~3位なら2時間28分0秒以内、4~6位なら2時間27分0秒以内でMGCの権利を獲得。なお、小原怜(天満屋)はすでにMGC出場を決めているため日本人順位には含まない。

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