貴景勝が白鵬破る 関脇玉鷲がV争い単独トップ、初優勝見えた【13日目の結果】

白鵬を突き落としで破った貴景勝(右)=両国国技館(撮影・棚橋慶太)
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 「大相撲初場所・13日目」(25日、両国国技館)

 関脇貴景勝(千賀ノ浦)が結びの一番で、横綱白鵬(宮城野)を突き落としで破り、10勝目を挙げた。

 過去の対戦で3敗と一度も勝っていない横綱相手にいつもの突き押し相撲。そこから左へ動いてのいなしが決まり、白鵬が両手を土俵についた。

 白鵬がこれで3連敗を喫し、優勝争いは北勝富士(八角)をはたき込みで破った関脇玉鷲(片男波)が11勝2敗で単独トップとなった。玉鷲(片男波)は14日目、前頭五枚目碧山(春日野)と対戦。勝ち、白鵬、貴景勝の2人が負ければ初優勝が決まる。

 2敗は玉鷲、3敗は白鵬、貴景勝。4敗は遠藤(追手風)、魁聖(友綱)、阿炎(錣山)、佐田の海(境川)となった。

 ほかの上位陣では、豪栄道(境川)が、高安(田子ノ浦)との大関対決を制して7勝を挙げて白星先行。

 途中休場から11日目に再出場した小結御嶽海(出羽海)は、前頭筆頭逸ノ城(湊)を寄り切り、勝ち越しを決め、8勝2敗3休とした。

 もうひとりの小結妙義龍(境川)は、琴奨菊(佐渡ケ嶽)に押し倒しで敗れ、8敗目、負け越しが決まった。

 平幕勢では、3敗だった遠藤(追手風)が碧山(春日野)に突き落としで敗れ、魁聖(友綱)も勢(伊勢ノ海)に寄り切りで敗れ、それぞれ4敗目。

 阿炎(錣山)、佐田の海(境川)は9勝目を挙げて4敗を守った。

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