不振のザギトワをタラソワ氏も心配「彼女の中で何かが壊れている」露メディアで
「フィギュアスケート・欧州選手権」(26日、ベラルーシ・ミンスク)
女子フリーが行われ、SP1位だった平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=は、フリーで失速し、2位に終わった。3回転ルッツ-3回転トーループでの転倒。その後もジャンプの回転不足などが目立つなど精彩を欠き、フリーはシニア転向後では自己ワーストとなる123・34点と得点を伸ばせず、合計198・34点。シニア転向後初めて200点を切る得点で、大会2連覇はならなかった。
まさかの5位に終わった昨年12月のロシア選手に続く、フリーでの失速。不振が続く五輪女王に、ロシアから心配する声が上がっている。ロシアメディアの「スポルトエクスプレスト」電子板は、浅田真央らを指導した名コーチ、タチアナ・タラソワ氏のコメントを掲載。同氏は「何が起こっているのか…。彼女は疲れているように見えるし、集中力が欠けている。彼女の中で何かが壊れているように感じる」と心配し「何かを変える必要がある」と、指摘した。