関脇玉鷲が12勝目 貴景勝に1差リードでV決定は千秋楽へ

碧山を押し出しで破った玉鷲=両国国技館
3枚

 「大相撲初場所・14日目」(26日、両国国技館)

 優勝決定は千秋楽へと持ち越された。2敗の関脇玉鷲(片男波)は前頭五枚目碧山(春日野)を下し、自己最高の12勝目。星ひとつの差で追う関脇貴景勝(千賀ノ浦)も勝ったため、優勝は2敗の玉鷲、3敗の貴景勝の2人に絞られた。

 玉鷲は3敗だった横綱白鵬(宮城野)がこの日から休場したため、貴景勝が敗れ、自身が勝てば初優勝が決まったが、貴景勝は先の取り組みで前頭四枚目隠岐の海(八角)を押し出して11勝目を挙げ、この日の優勝決定はなくなった。

 逆に負ければ追いつかれる一番は、過去4勝5敗と負け越している巨漢碧山との一番。立ち合い息が合わずに2度目で立った玉鷲だが、落ち着いた相撲で碧山を押し出し、星1つ貴景勝をリードして千秋楽を迎えることになった。

 玉鷲は千秋楽で前頭九枚目遠藤(追手風)に勝てば優勝が決まる。敗れた場合も、結びの一番で大関豪栄道(境川)と対戦する貴景勝が負ければ優勝、勝てば優勝決定戦へと持ち越される。

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