張本氏、初V懸かる玉鷲に肩入れ「モンゴルだからって区別、差別しないで。平等に」
野球評論家の張本勲氏が27日、TBS系「サンデーモーニング」の人気コーナー「週刊・御意見番」に出演し、きょう27日に千秋楽を迎える大相撲初場所の優勝争いについて言及。「ファンとしては同点決勝見たいけど、玉鷲に勝たしてやりたいね」と2敗で単独トップの関脇玉鷲(片男波)への思いを語った。
玉鷲にエールを送った理由について「15年間やってね、休場が一度もないんだから。モンゴルの選手だからっていってね、あんまり区別、差別しないでね、平等に見てあげないと」と話した。
優勝の可能性は、3敗で追う先場所優勝の関脇貴景勝(千賀ノ浦)の2人に限られているが、「貴景勝は22歳ですから。これから大関になるだろうから」と34歳ベテラン、玉鷲に肩入れした。
一方、横綱、大関陣の不振が目立った初場所については、「若手が5、6人出てきましたね。大関陣どうでしょう、3月の大阪場所で新旧交代出てくるんじゃないですか」と見通していた。