平野美宇「Tリーグチェアマンになりたい」非凡なプロデュース力で監修商品も発売へ
アイドルファンとあって非凡な“プロデュース力”をのぞかせた。卓球女子の平野美宇(18)=日本生命=が26日、都内のスポーツ用品店で自身初のファン交流イベントを開催。トークショーでは「将来はTリーグのチェアマンになりたい」と壮大な夢をぶち上げた。
大会の合間でスケジュールが合ったことから実現した、念願のイベント開催。「こういうイベントを一度やってみたかった。前夜は誰も来ないんじゃないかと心配だった」というが、約100人を集客し「ホッとした」と笑顔。ファン30人限定の撮影会では、握手や希望ポーズに笑顔で応じた。
“商才”も非凡だ。アイドルのグッズやライブセットリストを考えることが好きで「運営オタ」を自称する平野。以前、Tリーグの日本生命では「選手の名前が入った応援タオルがあった方が、誰を応援しているかわかりやすい」と“推しタオル”を企画したこともある。
さらに、今回のトークショーでは、スポンサーであるミズノが昨夏発売した猫柄の入ったラケットケースが、実は平野がデザインしたものだったことが判明した。当初は自身で使いたいものを提案しただけだったが、ミズノの担当者が「完成度が高い」と商品化を打診。平野は「商品化されるとは思わなかったので、もっと真面目に考えればよかった」と苦笑いしたものの、売れ行きは好調だという。
ミズノによれば、4月の世界選手権後にも、平野監修の新しいラケットケースが発売予定だという。「プロデュースとかグッズとかを考えるのが好き。将来はTリーグチェアマンになりたい」。そう宣言した後、「やばい、怒られますね(笑)」と口を押さえたが、類いまれな企画&発信力は現役選手の中でも随一。卓球人気のさらなる拡大へ、平野チェアマン誕生もあながち夢ではない?