プロップ山下 W杯へサンウルブズでアピール 第3次合宿に突入
スーパーラグビーに参戦する日本チームのサンウルブズ(SW)は28日、千葉県市原市で第3次合宿に入った。
2月16日のシャークスとの開幕戦(シンガポール)に向けて、プロップ山下裕史(32)=神戸製鋼=は「足りないのはチームの一体感くらい。チームの和をもっとよくできればと思います」と順調な仕上がりを強調した。
チームは5日間の市原合宿後は、2月3日からオーストラリア・メルボルンで第4次合宿に入る。同8日にはレベルズと試合形式の練習で最終チェックし、開幕に備える。
「どこまでレベルズとのプレシーズンマッチまでに準備できるかと、レベルズ戦で出た課題を開幕のシャークス戦で修正できるかでしょうね」と話した。
9月開幕のW杯日本大会に向けて、日本はSW組と平行して2月からの合宿で始動する日本代表候補組との2路線で選手強化を進める方針。
山下は「(SW組の)坂手と言っているのは、どっちが正解になるかなと。まずは(SWで)8戦ある。当面のターゲットとしたい」と実戦でのプレーで代表の座へのアピールをする。