小原怜、9月MGCへ向け気持ち新た「ここは通過点」
27日の大阪国際女子マラソンで、2時間25分46秒で日本人トップの2位となった小原怜(28)=天満屋=が28日、大阪市内で取材に応じ「しっかり地を固めて、9月へ向けてやっていきたい」と、東京五輪代表を決める9月15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)へ、気持ちを新たにした。
既にMGC出場権を持ち、課題発掘を求めて臨んだ今大会。終盤に仕掛けながら振り切れず2位に終わり「もっと力をつけなきゃいけないと気を引き締める材料になった」。故障による練習不足も痛感した。
レース後はしゃぶしゃぶを頬張り、この日の朝は久しぶりにクロワッサンを食べたというが「ここは通過点」と甘い物には手を伸ばさなかった。五輪行きの切符をつかむまで、自分を律して走り続ける。