東京五輪、国の実質負担大幅増へ 3千億円超か

 政府が29日に公表した2013~19年度予算案に盛り込まれた20年東京五輪・パラリンピック関連費用の総額は約2197億円に上った。このうち警備関連の約214億円など、大会開催経費で国が負担することが決まっていた1500億円の枠外の費用も多く、実質的な国の負担は大幅増となる。さらに20年度予算も残すことから、最終的な国の五輪関連費用は3千億円超の規模となる見通しだ。

 五輪に関わるコストに厳しい目が向けられる中、桜田義孝五輪相は「関連施策を効率的、効果的に実施するとともに、できる限りコストを抑制できるよう努める」と強調した。

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