清宮監督退任会見 監督業に区切り 次男・福太郎君を「ちゃんとしたアスリートに」

 ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機を8年間率いた清宮克幸監督(51)が29日、都内で退任会見を行った。早大、サントリーを含めて17年間務めた監督業について「引退します」と明言。代表監督についても「ないですね。時は逸したと思います」と話した。

 会見では14年日本選手権優勝時のパネル写真を披露。「低迷して、人材にも環境に恵まれなかったチームが、4年で日本一になれることを証明した写真。私がヤマハ発動機にきた一番の仕事だった」と振り返った。

 退任表明後の慰労会では会場に幸世夫人、長男・幸太郎(プロ野球日本ハム)、次男・福太郎君からのビデオメッセージが流れたという。「かっこよかったよ、パパ」という言葉に「泣いちゃいましたよ」と明かした。

 野球界でリトル、シニアで活躍した福太郎君は今春、早実に進学する。「福太郎をちゃんとしたアスリートにする仕事もある。ラグビー選手を作るのも、野球選手を作るのも一緒ですからね」と笑いを誘った。「ずっと離れていましたから。父親としての責任を果たします」と柔和な父親の顔を見せた。

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