日中の体操男子が異例の合同合宿 ライバルの技を吸収

 【北京共同】体操男子で世界をけん引する日本と中国のトップ選手が北京で行っている合同合宿が30日、報道陣に公開された。2020年東京五輪で金メダルを争うライバル同士の異例の練習で、互いのノウハウを吸収し合う。

 合宿は北京のナショナルトレーニングセンターで実施。日本からは五輪金メダリストの内村航平選手らが参加している。2月には中国の代表チームが東京を訪問する。

 内村選手は「中国はあん馬、つり輪、平行棒がすごく強い。目を凝らして見た」と話した。17年の世界選手権優勝の肖若騰選手は「日本選手は練習が非常にまじめ。学ばなければいけない」と刺激を受けた様子だった。

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