元テニス選手、覚せい剤で逮捕 伊達公子さんのコーチ務めた過去も…

 警視庁成城署は1日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、元プロテニスプレーヤー中野陽夫容疑者(53)を逮捕した。逮捕容疑は1月初めから16日までの間、都内か周辺の地域で覚醒剤を使用した疑い。中野容疑者は「車の中でライターであぶって吸った」と容疑を認めている。

 成城署によると、1月16日夜、世田谷区内をパトカーで巡回中の署員が、突然スピードを上げて立ち去ろうとした中野容疑者の車を発見。職務質問したところ、ろれつが回っておらず、尿検査で覚醒剤の陽性反応が出た。

 中野容疑者は神奈川県出身。ユニバーシアード代表を経て1988年にプロに転向し、デビス杯代表も経験。2010年からは伊達公子さんのコーチも務めた。

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