昨年女王の坂本花織 連覇の重圧「ないです」 四大陸選手権
7日(日本時間8日)に開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権へ向け、GPファイナル女王の紀平梨花(16)=関大KFSC=らが5日(同6日)、米アナハイム近郊の練習リンクで調整した。昨年女王であり、全日本選手権覇者として臨む坂本花織(18)=シスメックス=は、連覇の重圧を「ないです」と一蹴。「国際試合で連覇をしてみたい」と力強く意気込んだ。
午前の本番リンクの練習ではまずまずの安定感を見せていた坂本だったが、午後はやや不調気味。それでも、地方のローカル大会のみしか経験がないという「連覇」へ向け、気持ちは前向きだ。
午前、午後ともGPファイナル女王の紀平梨花(関大KFSC)、17年四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)と同じ時間で割り当てられた40分間の公式練習をみっちりこなし「練習した2人より全日本は上だったんだなってあらためて考えると、負けてられないって。国際試合でしっかり2人に勝ってこそ、証明できるので。2人には勝ちたい」と強気。自らの言葉を現実にする。