ラグビー日本代表・田中、合宿で手応え「確実にレベルアップ」
「ラグビー・W杯日本代表候補合宿」(6日、キヤノンスポーツパーク)
3度目のW杯出場を目指す最年長34歳のSH田中史朗(パナソニック)が、現日本代表候補を評価した。過去の日本代表と比較して「(08年の)自分が入りたてのジャパンの時から、確実にレベルアップし、かつ意識も高い」と話した。
昨秋の国際試合で一定の成果を見せたことに「目指すラグビーは70~80%できている」と自己採点する。その上で「個人のフィジカル、フィットネス、スピードを上げていけば、もっといいチームになる」と課題も挙げた。
3度目のW杯。まだ踏んだことのない決勝トーナメントの舞台が、悲願になる。
「W杯は普通の国際試合とは違う。そういう部分を伝えたい。今までの代表戦と思ったら勝てない。準備の部分をしっかりやっていきたい」。過去2大会の経験を還元。本番までに心の準備も施す。