柔道・原沢久喜、試練の二番勝負 東京五輪代表争い「頭一つ抜け出せるか」
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リオデジャネイロ五輪柔道男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(26)が6日、グランドスラム(GS)パリ大会(9、10日)に出場するため羽田空港から欧州に出発した。2週間後のGSデュッセルドルフ大会にもエントリーしており、異例の2連戦に向けて「なかなかない経験。プレッシャーを感じ過ぎずのびのびとやりたい」と大きく構えた。
東京五輪出場に大きく影響する今夏の世界選手権(東京)代表争いに向けて、近年不振だった原沢にとってはアピールチャンスであると同時に試練の二番勝負となる。「(代表争いで)頭一つ抜け出せるか。しっかり2連戦で勝ち切ることで代表に近づくと思う」。影浦心(日本中央競馬会)、小川雄勢(明大)らライバルに差をつけることを誓った。