大相撲、関脇・貴景勝すり足開始 右足裏けがから回復、大関昇進へ

 大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)で大関昇進が懸かる関脇貴景勝が8日、東京都台東区の千賀ノ浦部屋での朝稽古ですり足を開始し、右足裏のけがからの回復ぶりを示した。

 1月の初場所千秋楽に右足裏を負傷。6日の稽古再開では四股や上半身のトレーニングなどにとどまっていた。8日はすり足の際にゆっくりと足に体重をかけて感覚を確認。ぶつかり稽古で胸も出した。ただ、速く足を動かすことはできず「(状態は)悪くもないし良くもない。徐々にやっていくだけ。基本が大事になる」と冷静に話した。

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