荒磯親方6Lジャンパーで初仕事 ファンサービスにも積極!
大相撲初場所で引退した元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)が9日、東京・両国国技館で開催されたNHK福祉大相撲で日本相撲協会の紺色ジャンパーに袖を通し、初の親方業務をこなした。早朝7時過ぎから館内を見回り、安全をチェック。その後は警備室で待機しながら、一門の先輩である熊ケ谷親方(元幕内玉飛鳥)から業務に関し教わるなどした。
1月30日には指導普及部に配属された。引退から24日、ついに親方の証しとなる紺ジャンパーを着用。「親方になったという感じ。(サイズは)6Lっす。軽いです」と感想を語った。
サインに応じる機会も増え、ファンサービスも積極的。「なかなか現役時代はできなかったから、やっていきたい」と意識も変わった。10日の花相撲、フジテレビ「大相撲トーナメント」では一門の大先輩、芝田山親方(元横綱大乃国)とともに初のテレビ解説を務める予定だ。