2人に何が?大坂の躍進支えたコーチと分裂に世界のメディアも驚き「衝撃的な発表」
女子テニスで全豪オープンを制した世界ランク1位の大坂なおみ(21)=日清食品=が12日、サーシャ・バイン氏とのコーチ関係を解消することを自身のツイッターで発表した。全豪優勝で、アジア人初の世界ランク1位に輝いてから、わずか2週間での“分裂”を、世界の主要メディアも驚きをもって伝えた。
AFPは「大坂がバイン氏と衝撃的に分裂」と題し、「大坂は2017年後半にバイン氏と契約し、世界ランク72位からトップまで上り詰めるという画期的な1年を歩んだ。別れを選ぶ理由はなかった」と振り返り、今回の発表を「21歳はツイッターで衝撃的な発表を行った」と報じた。
AP通信も「2度目のメジャータイトル獲得から2週間で別れ」とし、大坂の代理人の「コーチ関係を解消することを確認した。それ以上にコメントすることはない」との談話を掲載した。
大坂はこの日、英語で「皆さん、こんにちは。私はもうサーシャと一緒に活動しません。彼の仕事に感謝し、今後とも最高の将来になることを祈っています」と惜別のツイートを投稿。バイン氏もそれにリプライ(返信)する形で「なおみありがとう。なんて素晴らしい旅路だったんだろう。私を参加させてくれてありがとう」と感謝を表した。
バイン氏は17年末から大坂のコーチに就任。同コーチの献身的な指導の下、大坂は昨年3月にツアー初優勝を飾ると、全米オープンで4大大会初制覇。さらに、今年1月の全豪オープンも制覇し、世界1位に上り詰めていた。