平昌銅ロコ・ソラーレ黒星発進 スキップ藤沢「もっと修正して」
「カーリング日本選手権」(12日、どうぎんカーリングスタジアム)
世界選手権代表選考を兼ねた大会が開幕して1次リーグが行われ、女子で平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレは延長の末に中部電力に5-6で敗れ、黒星スタートとなった。昨年大会を制した富士急と、北海道銀行はそれぞれ初戦で大勝した。男子は昨年11月のパシフィック・アジア選手権優勝のコンサドーレがチーム東京を6-3で下して白星発進。2連覇の懸かる札幌国際大は1勝1敗。男女とも優勝チームが今春の世界選手権代表となる。
ロコ・ソラーレが初の五輪メダルを獲得し、新語・流行語大賞に選ばれた「そだねー」も注目を集めた。今大会は異例の全試合有料で、入場券はネットオークションに出されたほど。初戦で平昌五輪代表を争った中部電力に屈したが、スキップ藤沢は「負けはしたがチャンスはつくれていた。満席の観客の方も盛り上がってくれたとは思う。もっと修正して臨めれば」。柔らかい表情で巻き返しを誓った。