WADA、北朝鮮を「不適格」 ドーピング検査態勢不備で
【ジュネーブ共同】世界反ドーピング機関(WADA)は13日、北朝鮮の反ドーピング機関を国際基準の規定を順守していない「不適格組織」に認定したと発表した。昨年9月の常任理事会で検査態勢の不備を指摘して4カ月の猶予期間を与えていたが、改善が見られなかった。検査態勢が改善されなければ、自国での国際大会開催が困難となる。
2020年東京五輪での南北合同チーム結成や、共催を目指す32年夏季五輪招致について国際オリンピック委員会(IOC)と北朝鮮、韓国が協議する15日の3者会談で、この問題も取り上げられるという。