ラグビー日本、スクラムの極意は「肋骨が開く」ように 今合宿で初居残り練習

スクラムのフォームをチェックする日本代表候補第一列。(左から時計回りに)堀江、稲垣、北出、三上、具とスクラムを組む(左から)浅原、堀越、山本
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 「ラグビー・W杯日本代表候補合宿」(14日、キヤノンスポーツパーク)

 全体練習後にプロップ、フッカーのスクラム第一列8選手が集結。今合宿初めて居残りでスクラム練習を行った。長谷川慎スクラムコーチの下で、順番に3人が第一列を形成。そのフォームをチェックした。

 スクラムを組みながら「キツい!」という声が飛ぶ。同コーチは「(組んだ際に)肋骨が開くようなイメージ」と独特の表現で日本代表式スクラム説明した。

 プロップ浅原(東芝)は「フッカーに寄せて押しつぶすイメージ。肋骨同士が当たる?そうですね」と解説。プロップの2人が、外からフッカーを挟み込む。その際に、お互いの肋骨同士が食い込む。その圧力で肋骨が上下に“開く”というのがそのイメージだ。

 フッカー北出(サントリー)は日本代表式スクラム初体験。「僕の手はきれい過ぎると言われました」と明かし、両親指に“スクラムタコ”ができるほど強く組むアドバイスを受けた。「海外勢と組むには日本は小さいのでまとまりで向かっていくのは大事」。小さくても一枚岩。そんなスクラムの習得を目指す。

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