カーリング中部電力V 平昌五輪銅のロコに3連勝「日本代表として恥のない試合を」

 ロコ・ソラーレを破って優勝し、笑顔で声援に応える中部電力の(左から)石郷岡、北沢、中嶋、松村=どうぎんカーリングスタジアム
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 「カーリング日本選手権」(17日、どうぎんカーリングスタジアム)

 女子決勝が行われ、中部電力(1次リーグ1位)が11-3で平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレ(同2位)に圧勝し、2年ぶり6回目の優勝を決めた。中部電力は日本代表として世界選手権(3月・デンマーク)に出場する。

 両チームは今大会すでに2度対戦。12日の1次リーグでは延長戦の末に6-5で、16日のプレーオフ1回戦では8-5で、中部電力が連勝。試合を重ねるたびに点差は開く一方で、中部電力の強さが光った。以下、メンバー5人の優勝インタビュー。

 ◆リード・石郷岡葉純「率直にうれしい。今まではコミュニケーションの重要なところが暗黙の了解というような形で取れていなかった。今大会は細かいところまで話し合いができていたので良かった」

 ◆サード・松村千秋「大会を通して全員がいいショットを投げ続けることができた。このチームでやっと日本代表になることができたので、世界でどれぐらい戦えるかというのと、世界でも戦えるぞという姿勢を見せていきたい」

 ◆リザーブ・清水絵美「コーチがついてから3回目の大会でしたが、大会ごとにコミュニケーションや攻め方、ショット率も上がっていたので、今大会は割と安心して見ることができました」

 ◆フォース・北沢育恵「1本序盤にスルーをしてしまって一瞬焦った気持ちもあったんですけど、気持ちを切り替えた。4点取れたショットは自分のいいところを引き出せたと思うので、そこは自分を褒めたいと思います。世界選手権で自分たちの実力をすべて出し切り、日本代表として恥のない試合をしたい」

 ◆セカンド兼スキップ・中嶋星奈「新体制で初めての日本選手権でいい結果を出せたことをとてもうれしく思います。チーム全員でしっかりとコミュニケーションを取って試合できたことが良かった。世界選手権も今回の大会の自信を持って戦いたい」

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