20年高校総体、分散開催へ 全国21府県で、五輪の影響
全国高等学校体育連盟(全国高体連)は19日、調整が難航していた2020年夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)を全国21府県で分散開催すると発表した。当初は茨城、栃木、群馬、埼玉の北関東4県を中心に行う予定だった大会は東京五輪・パラリンピックの影響で競技会場や選手、関係者らの宿泊施設の確保が困難なため、異例の広域開催となった。
昨年7月までに決まっていなかった競技では、柔道が兵庫県(神戸市)、ボートは大阪府(都市は調整中)、ボクシングは岩手県(釜石市)となった。体操は開催地が既に確定しているが、まだ公表できないとした。