「柔道・グランドスラム・デュッセルドルフ大会」（２２日開幕、デュッセルドルフ）

　柔道男子１００キロ超級で１８年世界選手権代表の小川雄勢（２２）＝明大＝が２０日、今年初戦となるグランドスラム（ＧＳ）デュッセルドルフ大会（２２～２４日）に向けて成田空港から出発し、「優勝しか狙っていない」と意気込んだ。

　東京五輪代表争いに生き残るための勝負の５連戦に挑む。今夏の世界選手権（日本武道館）代表入りへは背水の立場だが、今大会を皮切りに３月の全日本東京都予選、ＧＳエカテリンブルク（ロシア）、４月の全日本選抜体重別選手権（福岡）、全日本選手権（東京）と、２カ月で５戦を予定。過酷スケジュールになるが、「体力強化もしてきた。初戦でいい結果を出したい」と不安を一蹴し、「自分が五輪代表になるんだという強い気持ちを持って戦う」と力を込めた。